モクチンスクール2018春、第四回。やっぱり物件は見た目から!『外構の改修』の基本と実践的ワークショップ

本特集は、モクチン企画が培ってきた物件改修のノウハウを丸ごと学べるデザインの学校「モクチンスクール」のレポート記事です。昨年、既存のパートナーズ会員を対象にした「試験版スクール」の実施を経て、ついに本開校したスクールの様子と、その魅力をお伝えします!

モクチンスクールでは、築古物件の改修に必要な、1)物件の分析方法、2)改修の考え方、3)プロモーションの方法について、「モクチンレシピ」の活用法を通してお伝えしています。第4回となる今回は、建物の見た目の部分「外構の改修」の基本です。





これまで部屋の内部の改修方法を学んできましたが、やはり外構を始めとする建物全体の印象が古いままでは、魅力的な物件改修とは呼べません。とは言え、外構の改修に関わる要素は、外壁や玄関、縁側、外階段など範囲が多岐に渡り、洋室の改修のときのように公式に集約することが困難です。そこで外構を改修する上で重要となる、「印象を変える」「居場所をつくる」「関係を調整する」という3つの観点からレクチャーを行いました。





例えば物件の印象を変える上で効果的なのが、「外壁の色を明るくする」ことです。木造賃貸アパートの外壁の色の多くが、じめっとした灰色やベージュですが、これがシンプルな明るい色に変わるだけでも、建物への印象はまったく違ってきます。分かりやすい白に加えて、シルバーの塗装も汚れが目立ちにくいという長所があり、実際改修した物件の写真と合わせて解説しました。





建物の外壁の色を変更するのは、それなりの手間とコストが掛りますが、その一方で、誰でも簡単にできるDIY的なテクニックも存在します。例えば「木賃ナンバーズ」は、あまりパッとしない玄関周りに、アクセントになるような部屋番号のラベルを貼ることで、物件に好印象をもたせるレシピです。





実際にどのくらい簡単にできるのかを試すために、本物の材料を使ってラベル貼りをするワークショップを行いました。ラベルを剥がすのには少しコツがいるので、受講生のみなさんは説明を聞きながら慎重に作業を行っていました。





次に、いくつかの種類の外装材を使って、実際にラベルを貼りつけてみます。このラベルは屋外仕様となっているため、ここでしっかり定着させることができれば、玄関先でも長く持たせることができます。商品自体も安価で、自分の手によって改修を行えるため、もし違うタイプに変更したくなったとしても問題ありません。このように、レクチャーを聞くだけでなく、手を動かすことで技術的なノウハウも習得してゆきます。





今回も後半の残りの時間に、3つのチームに分かれて、物件改修の提案づくりのワークショップを行いました。これまでのワークショップのまとめとなる今回は、物件の分析から、レシピの組み立てまでの時間を少し長めにとり、より深い議論ができるよう設定をしています。
最後のプレゼンテーションもよりブラッシュアップされ、受講生のスキルアップが伺いしれる内容となりました。

次回の第五回は、いよいよ講義の最終回です。テーマは「物件のプロモーション、撮影のいろは」です!次回のレポートもお楽しみに!

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