12月のおすすめ:外構を制する者が改修を制す。「縁側ベルト」と「ポツ窓ルーバー」

たくさんあるモクチンレシピのなかから素敵なアイディアと出会ってもらうために、毎月ひとつ、モクチン企画がおすすめのレシピを紹介しています。2017年12月、今年最後のおすすめレシピは「縁側ベルト」と「ポツ窓ルーバー」です。室内と室外の関係をさりげなく調整する、モクチン的傑作レシピについてご説明します。


2017年も残すところあとわずかとなりました。今年最後のオススメレシピは、前回の「スッキリ敷地境界」に引き続き外構を取り扱います。ご紹介するのは、「ポツ窓ルーバー」「縁側ベルト」の二つです。まずは改修後の写真をみてみましょう。




「ポツ窓ルーバー」は、居室の前に目隠しとして木格子を設置するレシピ。「縁側ベルト」は、居室を繋いでいくように、ひとつながりの長い縁側を設置するレシピです。それぞれどのような効果を持っているのか、改修前の写真を見くらべてみましょう。



ポツ窓ルーバーで視線をコントロール




見ての通り、改修前の状態では手前の道路側から室内の様子を直接覗き込めてしまいます。たとえカーテンや雨戸で仕切ったとしても、洗濯物を干したりするのに抵抗を感じてしまう人も多いでしょう。


こんな時、「ポツ窓ルーバー」を設置すれば、視線をほどよく遮ることができます。完全に密閉してしまうとベランダの意味がなくなってしまうので、隙間を開けることで圧迫感とプライベート感のバランスをとることが重要です。



縁側ベルトで建物に一体感を




また改修前の状態では、居室の掃き出し窓を開けると、段差とコンクリートのたたきしかない殺風景な様子でした。これではブロック塀との間にある庭部分も心理的に遠く感じられてしまいます。


こんな時、「縁側ベルト」を設置すれば室内と室外の連続感を作れるだけでなく、横にひと続きのベランダにすることで、建物全体の一体感を作ることができます。その上に先ほどの「ポツ窓ルーバー」が乗ることで、内外の関係を調整するレシピ同士の相乗効果が期待できます。


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いかがだったでしょうか。今回は年末特別編ということで、二つのレシピを紹介してみました。外構の改修は知識とセンスが要求される難しい仕事ですが、うまく決まれば大きな効果を上げることができます。また複数戸からなる物件の場合、一部屋当たりで考えた時の投資効率が室内改修に比べて高いのもポイントです。ぜひ一度、外構の改修へのチャレンジを検討してみてください!


この記事に出てくるレシピ

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