日々、数多くの木賃アパートをみているモクチン企画のスタッフが、心惹かれた木賃アパートのパーツを紹介していきます。いつか木賃萌えという言葉ができるといいですね。今回は、浴槽で見つけたキュートな丸タイルの床です。
在来の浴槽は、本当にキュートなものが多いです。
もちろん、現状の状態では古臭くてあまり使いたくなる感じではないけれど、ひとつひとつのパーツを丁寧に観察すると、無味乾燥としたユニットバスにはない独特の魅力に気付きます。
さて、今回新たに「木賃パーツ」を発見したのはこちら。お馴染みの古い在来浴槽。
私たちが注目したのは、床です。床を見てみてください。
ターコイズブルーの可愛らしい丸タイル。
浴槽や黄ばんだ壁でその存在が隠れてしまっていますが、この浴槽の魅力は間違いなくこのキュートな丸タイルです。
壁、浴槽、シャワーヘッドやシャワーホースなど、他のパーツを取り替え、綺麗にしてあげることで、この丸タイルの魅力を生かすことができます。
前に動画セミナーでもこうしたパーツの活かし方を解説したことがあります。
特集|動画:築古賃貸物件ワンポイント改修メソッド「基本の考え方『既存を活かす』」
https://mokuchin-recipe.jp/article/114/
まわりを整え、綺麗に磨けば、本当に素敵な浴室になると思います。
見れば見るほど見とれてしまう、そんな床タイルです。
ちなみにこうした在来の浴槽を再生するレシピとして、「ひとへやシャワー」があります。
こちらもよければチェックしてみてください。
お風呂の床タイルは、以前にも紹介しましたが、本当に色々なバリエーションで魅力的な床タイルがたくさん世の中には存在します。
「古い在来浴槽は古臭い!ユニットバスに取り替えよう!」
と安易に判断する前に、一度冷静になって、物件の強みに変えることができる「木賃パーツ」がないかチェックしてみてください。
ユニットバスに交換するよりもコストメリットが期待できる場合も多々あります。
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