こんにちは、平和建設とモクチン企画で取り組んできた新築木賃アパートの「はねとくも」プロジェクト、特集記事の第7回目は河邉さんにかわってモクチン企画・荒井がレポートさせて頂きます。
河邉さんとモクチン企画が一緒になって向き合ってきた「価値を生み続ける賃貸ってなんだ?」という問い。コロナの渦中のオープンを経て、その後どのような暮らしや風景が展開されているのかをご報告します。
「はねとくも」は、2020年4月に埼玉県戸田市にて完成したアトリエ付き賃貸アパート。竣工当時はコロナウィルス感染拡大の影響で、リアルでのイベントができませんでしたが、その後9月下旬になってようやくお披露目を兼ねた「気まマルシェ」の第1回目を開くことができました。
(はねとくも/気まマルシェ(第1回)の様子はイベントレポートで紹介されています。)
第2回目となる今回も、コロナウィルスの感染状況を伺いながらの実施だったのため、イベント告知が開催10日前と少し短めでした。 ただし、不特定多数の方を集めるというより、特定有数の方にお越し頂き、ゆっくりお話が出来るよう、フライヤーの配布枚数を絞り、宣伝もピンポイントで行うという狙いがありました。実際に行ってみると、席にも余裕があり、来場者同士がコーヒーを飲みながらくつろぐ光景などが見られました。
河邉さんにとって、第1回目は多くの知り合いにお越し頂いたにもかかわらず、不慣れでご挨拶もできなかった方々がいらっしゃったので、今回は売り子を親族にお願いして、接客メインで対応し、「はねとくも」やマルシェの意味合いの説明を、きちんと行えるように気を配ったそうです。
第2回目は、はねとくも2号室のアトリエ(Namikata)が本格オープンし、3号室は自宅で焙煎した珈琲豆+グッズの販売 (珈琲豆は完売)しました。
また、平和建設の店子のアーティスト・久松和子さんによるが「久松知子300円絵画」として出店したり、前回お越し頂いたクリエイターの方のご紹介で、近所で活動されているクリエイターの方々 (イラストレーター、コピーライター、音楽ARTレーベル、ギャラリー主催者など)にご参加いただきました。延べの来場者は80名くらいとのこと。
リピーターさんも多く、すっかり地域の中に馴染んできた「気まマルシェ」。今後について河邉さんは、「朝採れ野菜直売」という集客力のあるコンテンツをパワーアップしつつ、「似顔絵」や「絵画」、「宝飾品」といった、ちょっと長めに滞在してもらえるコンテンツも複合させることで、お客様とのコミュニケーションを一層深められるようなしかけを増やし、はねとくものファンの数を増やしていきたい。というように、すでに次の展開を練っています。
さらに、3号室のアトリエがオープンした暁には、コモンスペースにトダピース協力者の誘致もしながら、大々的なお披露目会を開催したり、戸田市内でトダピースの取り組みに賛同して頂いている他テナントやクリエイターの方々と一緒に、戸田市内各所で同時多発イベントを開催するなど、エリアに価値を生むためのアイデアをたくさん実行に移していきたいとのことでした。
これからの様々なイベントや活動にも、ますます注目していきたいですね。
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