劣化の著しかった壁や天井を手直しし、まとまり良く仕上げました。
居室部分の畳敷きだった床は「ざっくりフロア」に変えています。既存利用している板の間やガラス戸の色合いに合わせて、ざっくりフロアは濃いめの色で塗装しています。
玄関・水回り側は「のっぺりフロア」を使い、居室側と雰囲気が切り替わる様にしました。
室内を構成している4種類の建具(襖・ガラス引戸・トイレ開戸・浴室開戸)は、あえてそのまま活かす事で、シンプルに仕上げた内装のなかにも個性が生まれています。
ちなみに「のっぺりフロア」など改修の一部は、オーナー様がDIYで施工されています。プロ顔負けの施工精度には驚きました。