こんにちは、トダ_ピース/平和建設の河邉です。前回のモクチン企画・連さんの第4回目の記事から再度バトンを受け取って、私のほうで第五回目の記事を書かせて頂きます。
というワケで、モクチン企画さんと一緒に考えてきた「価値を生みつづける賃貸とはなにか?」という問い対するひとまずの答え、それは「まちと人との関わりしろを持つための場所をつくる!」でした。
ここまで考え抜くと、色々運営や管理に不安はあるものの「このままいくしかねーや!」と、思いも振り切れます(笑)
これまでモクチンレシピを使って「ハコ」を再生することにより、ユニークな価値観を持った「ヒト」が集まり、そうした関係を育て発信していくために「トダピース」という「コト」をはじめました(ちなみにトダピースのウェブサイトがリニューアルしたのでぜひみてください)
トダピースのテーマは『ハコを活かし、コトをおこし、ヒトをつなぎ、トダを育む。』
個性豊かな「ハコ」、面白い「コト」、魅力的な「ヒト」をパズルのピースを埋めるようにつなぎ合わせ、戸田市から大きなジグソーパズルを組み立てていくこと、それをやるためにトダピースをはじめたのだと、このプロジェクトを通して、改めて考えも整理されました。
今回の新築アパートでは、これまでの取り組みをさらにブラッシュアップ、パワーアップさせます。
「アトリエ付きの賃貸」をつくることで、魅力的でユニークな価値観を持っている人を発掘し、「シェアスペース」や「コモンテラス」を使って入居者の人たちと一緒に、お互いの魅力を高め合いながら共働していける「仕組み」をつくる。
トダ_ピースや今回の賃貸物件によって、まちに魅力的な人が集まり、そうした繋がりがまちの価値となり、それが賃貸物件の価値に跳ね返ってくる。
そういうサイクルを持った賃貸、それが「価値を生みつづける賃貸」なんだと、考えることにしました。
とはいえ、駅から近いワケではないですし、商店街があるわけでもないこの土地。
なぜこの場所、この土地で、勝負する必要があるのでしょうか?
答えは簡単、私が生まれ育った場所だからです。(笑)
さかのぼること40年以上前、この場所から数分のところで私の父は八百屋を営んでいました。
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