LIXILビジネス情報ウェブに、「微圏経済のつくり方・もち方・描き方」レポート2が掲載されました。


監修しているLIXILビジネス情報ウェブに、「微圏経済のつくり方・もち方・描き方」レポート2 『 生産圏と商圏とその間──山形県のアスパラガス農家(二戸勝也)とデザイナー(吉田勝信)の周囲 』 千葉大+吉川尚哉+菊池聡太朗(建築ダウナーズ)が掲載されました。


LIXILビジネス情報ウェブより転載


利潤の最大化を目的としない、人・物・事・お金の新しい関係から生まれる、小さく自律的な圏域=微圏経済。その「つくり方・もち方・描き方」のヒントを求めて、今回私たち建築ダウナーズが取材に伺ったのは、山形県最上町のアスパラガス農家・採集者・料理人の二に戸と勝也さん、山形県大江町の採集者・デザイナー・プリンターの吉田勝信さんだ。

2024年、私たちは林業のリサーチに通っている宮城県丸森町の山で採集した土や岩石から塗料をつくるプロジェクトを吉田さんと行っていた。その過程で山形県工業技術センターを訪れた際、吉田さんの実験を手伝っていたのが二戸さんだった。聞くと、二戸さんはアスパラガス農家で、度々吉田さんの作業補助をしているという。一見それぞれの専門領域は異なるようだが、友だちだからちょっと手伝っているというだけでもなさそうだ。山、採集、農業、食、労働、デザイン、暮らし、風景......。ふたりから連想したそんなキーワードがどう絡み合うのか、頭のなかでぐるぐるした。彼らの周りには、独自の循環や関係性を考えるヒントがあるのではないか。そんな予感を胸に、改めて山形を訪ねた。

詳細はこちら:https://www.biz-lixil.com/column/housing_architecture/gr3_biken_002/



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