「あなあきウォール」は、床の間、押し入れ、余った壁面に有孔ボードを取り付けるレシピです。専用金具で物をかけたり置いたり、入居者が自由に使うことができます。頻繁に張り替える必要もなく、現状回復のコストも抑えられます。
真壁の部屋、大壁の部屋それぞれで有効に使える壁が異なってきます。
たとえば真壁では、使い道のない床の間、奥行きを持て余している押し入れの中を、大壁では、だだっ広くて使いづらい大きな壁面におすすめです。また収納のない玄関や水回り壁紙の傷みやすい箇所で利用するのも有効です。
有孔ボードは、家具の変わりになり、住人各自の使い勝手に合わせてカスタマイズが可能です。専用の
金具は市販されており、多用途に対応できます。合板製なので耐久性も高く、壁紙のように入退去の
度に張り変える必要もありません。大きく木目の面が現れるので、味気ない部屋のアクセントにもなります。