特集イベントレポート
2021.12.27 
「不動産テックEXPO2021」出展のご報告

この度私たちは、大きく変化する社会のニーズに応えるべく、社名を刷新することを決定いたしました。また、これを機としまして、先般東京ビックサイトで開催された「不動産テックEXPO 2021」に出展して来ましたので、その経緯と様子をお伝えいたします。

コロナ禍と共に始まった2021年も残り僅かとなりました。社会の変化のスピードがますます加速し、不動産業界の役割も大きく変わろうとする中で、私たちは組織全体のサービス価値を見直し、社名自体も刷新することを決定いたしました。


新社名「CHAr」は、Commons for Habitat and Architecture の略で「チャー」と読みます。

▼社名変更について

https://mokuchin-recipe.jp/terms/news/76/


今回の社名変更とサービスの大幅な刷新に伴いまして、先般東京ビックサイトで開催された「不動産テックEXPO 2021」に出展して参りました。





展示会概況
不動産テックEXPOは、全国の不動産管理会社・オーナーが抱える「建物管理の課題」「人手不足」「空き部屋、老朽化」を、テクノロジーで解決するためのあらゆる企業が400社以上出展する日本最大級の展示会です。今年度は12月6日からの3日間で、会全体で31,253名もの方が参加し、CHAr のブースにおいても200社以上のお客様にご来場頂きました。パートナーズ会員の方も複数社お越し頂き、お蔭様で当初の予想を上回る大盛況のうちに終了することができました!




出展内容
今回の不動産テックでは、「モクチンレシピ」と、新しくなった「パートナーズ」の大きく2つのテーマで出展を実施しました。
以前のパートナーズ会員向けのサービスでは、「モクチンレシピ」の導入支援をメインとしていましたが、今回の「パートナーズ」サービス刷新によって、より広い範囲での不動産業務のアップデートと、新規事業の推進を図っていくことをPRしました。



具体的には、改修ツールの提供および、改修のデザインコンサルティングに加え、各不動産会社に合わせた地域ビジョン策定から、まちづくりなどソフトの事業に必要となる様々なノウハウをパッケージ化した「アクトウィズ」を新たに開設し、地域価値創出のために伴走していくことを提案する狙いです。

「パートナーズ」サービスの詳細につきましては、こちらをご覧ください。



実際にブースには、不動産会社だけでなく、行政、住宅供給公社、ガス、鉄道、商社、メーカー、大学など、さまざまなジャンルの方々にお越し頂き、CHArの事業が木造賃貸以外にも展開していることを知って頂く、大変貴重な機会となったと思います。
また、直近のパートナーズ会員様の取り組みについても、展示物や配布用チラシ、プレゼンテーションを組み合わせて、大々的に紹介させて頂きました。


提携サービス
また、パートナーズ会員さまへの価値向上をさらに発展させるべく、新たに業務提携をスタートした関連会社2社の「提携サービス」についても同時出展いたしました。



一つは、余剰建材(廃棄されてしまう新品の建築資材)の利活用に取り組む「HUB&STOCK」です。「HUB&STOCK」が保管、流通をおこなうアウトレット建材を使用することで、改修コストを低減させるだけでなく、SDGsへの貢献につながります。ありそうで無かったこちらのサービスは、工務店をはじめ、大変多くの方に興味をもって頂けたようです。

▼HUB&STOCK WEBサイト



もう一つは、壊される建物に感謝とお別れの会を開く「棟下式」です。棟下式を開くための手順や、思い出を記録するアルバム、暖簾がセットになった「棟下式キット」が先月発売されました。その実物を今回初めて出展した次第です。
▼「棟下式」についてCONNECT 第4回


また、「HUB&STOCK」代表の豊田様と、「棟下式」代表の唐品様からは、サービス紹介や事例のプレゼンテーションもして頂きました。
捨てられゆく建材、壊される家、それぞれを大切に扱い、新しい価値へと変えていく両社の取り組みは、地域社会の中でつながりを育むことを目的とする私たちCHArの事業と、ベースとなる考え方は共通しています。今後提携を強化していく中で、それぞれの強みを活かして行きたいと考えています。


今回の不動産テックEXPO出展にあたり、多くの方にご支援ご協力を頂き、新たな事業展開の方向性が見えてきたことを、とても嬉しく思います。本当にありがとうございます!

今後とも何卒よろしくお願いいたします。



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